予約方法:機器の予約はオンライン予約システムにて行ってください。
(20日以上先の予約については、バイオイメージング解析室までご連絡ください。)
予約の上限:
(同一機器について)1週間に3回まで
(同一機器について)1回の予約は8時間以内
上記以上の予約は、バイオイメージング解析室までご連絡ください。
予約上の注意事項:
長時間のタイムラプスは、できるだけ夜間(17時以降)または週末にお願いします。特に混み合っている装置についてはご協力をお願い致します。
機器を利用されたら、装置のそばにある使用簿へのご記入をお願いします。特にレーザーや水銀ランプ、ステージベータ用の炭酸ガスなどを使用された場合は、使用時間を正確にご記入ください。消耗品発注の目安、予算申請などに必要なデータとなります。また、装置の不調に気が付かれた場合は、コメント欄にできるだけ詳細にご記入いただくとともに、バイオイメージング解析室へご報告くださいますようお願いいたします。
保存先:データはハードディスク内のuserフォルダに保存してください。
注意事項:ユーザーへの連絡なしにデータの削除を行う可能性があります。原則として2週間以内にデータファイルをお持ち帰りください。事情があって一時的に保存しておきたいデータがある場合はその限りではございませんので、バイオイメージング解析室へご相談ください。
OSが古い場合(Windows 7以前など):持ち込みデバイスの接続を禁止します。装置そばにある専用のUSBをご使用ください。また、大容量データのコピー用に、高速データ転送用のSSDを貸し出ししています。必要な方はバイオイメージング解析室へご連絡ください。
OSが保証期間内の場合:持ち込みデバイスをご使用いただけます。但し、あらかじめ別の端末のアンチウイルスソフトでウイルスチェックをおこない、ウイルス感染していないことを確認した上で接続してください。
これまで、データの取り出しに利用者の方の外部記憶媒体の使用を許可しておりましたが、現在機構で提供されているセキュリティソフトにファイルのウイルススキャン機能がないこと、および、外部記憶媒体を用いた情報の取扱い自体が年々厳しくなっていることから、以下のように運用方針を変更させていただきます(2023/1/17)。
1.使用できる外部記憶媒体の制限
データの取り出しには、バイオイメージング解析室が提供するUSBメモリ等(以下データ持出用USB)を使用してください。(ユーザー持ち込み記憶媒体の使用は禁止)
2.保存するファイルの制限
データ持出用USBには、バイオイメージング解析室の機器で取得したデータ以外のファイルを保存しないでください。
3.持ち込み記憶媒体を使用したい場合
やむを得ずユーザーの持ち込み記憶媒体を使用する場合は、「セキュリティ機能付き、かつ、最新に更新されたアンチウイルスソフトでウイルス感染がないことを確認したもの」に限ります。
ガスレーザーのON/OFFについて:ガスレーザは発振させると熱を発し、消灯後にすぐに再ONすると寿命が縮まります。1時間程度席を離れる場合、あるいは次の予約が1時間以内に入っている場合はレーザーを付けたままにしておいてください。その際、次の予約者にレーザーが付けたままであることを連絡するようにしてください。
水銀ランプのON/OFFについて:再点灯する際は消灯後少なくとも30分以上経過してから点灯してください。レーザー同様、1時間以内に次の予約が入っている場合は、付けたままにして、次の予約者へその旨連絡するようにしてください。また、長時間タイムラプスの際など、1時間以上水銀ランプを使用しない場合はランプを消灯してください。
油浸レンズ
備え付けのオイルをご使用ください。オイルの量は1滴で十分です。特に倒立顕微鏡の場合、多過ぎると流れ落ちてレボルバーの内部を汚染する恐れがあるので注意してください。
クリーニングの方法:最初に何も付けていないレンズティッシュでオイルを拭き取り、その後、新しいレンズティッシュにレンズクリーナーを付けてレンズを拭いてください。
油浸レンズを使用したあと、他のレンズを使う場合は、一度オイルを拭き取ってください。このとき、水浸レンズを使う場合は、サンプルに付着しているオイルも拭き取ってください。
水浸レンズ
備え付けの水(MilliQ水)をご使用ください。使用後はレンズティッシュで水を拭き取ってください。
バイオイメージング解析室では顕微鏡の使い方や画像解析についてのノウハウを蓄積し、研究者間での技術情報の橋渡しをしていきたいと考えています。データの機密に関しては細心の注意を払いますので、オープンにしてもよい技術的な情報を教えていただけると大変助かります。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
バイオイメージング解析室の機器の使用料は基本的に無料です。光源(ランプ・レーザー等)や、浸液・レンズクリーニング用品・カバーグラスなどは施設で準備しています。一方で、その他の消耗品は基本的に各自でご用意ください。
バイオイメージング解析室の機器を利用して得られた成果を発表される場合には、「謝辞」への記載と共に、発表論文の別刷りやPDFファイルをバイオイメージング解析室までご提出いただくようお願い致します。
<謝辞記載の例>
本研究は、基礎生物学研究所 超階層生物学研究センター バイオイメージング解析室の機器を使用して行った。
This work was supported by Optics and Imaging Facility, NIBB Trans-Scale Biology Center.
We thank Optics and Imaging Facility, NIBB Trans-Scale Biology Center for technical support.
Confocal images were acquired at Optics and Imaging Facility, NIBB Trans-Scale Biology Center.